白のアリア

「うわっ!?!?
ゆ、ユイ!?

なんでこんなとこに…


フィラといるんじゃなかったのか?」



ベッドの上に半泣きで座っている
唯にレインは言う。




いきなり飛び込んできたので
フィーネもシルも唖然としている。




「……そいつが来たいと言ったからだ。


…清杯の儀の方は8割方終わっている」




「ソルジエ!」



ドアの縁で腕を組むようにして
もたれてたっている彼に3人は
驚きの目を向けていた。





「…どうしてって、
それはこっちのセリフッ!


全然連絡くれないから
すごく心配して見に来たのに


レインはケガして病院にいるとか
言われちゃうし…」





ユイ……。



そこまで心配してくれていたのかと
温かい気持ちになって彼女の頭をなでようとした。




「だーめ!
ユイちゃんを泣かす奴はみんな変態よ!


ごめんね、ユイちゃん。
あのバカ共、全然連絡しなくって……」




「ううん!


フィーネちゃんも、大丈夫だった?
影がいっぱい来たんでしょ?」



それを聞くとフィーネはにっこり笑って
ピンク色のツーテールを揺らした。





「全然、平気っ!


ほんとはたいしたことなくてあたしたちで
大丈夫だったんだけどアルバロスさんの
連絡ミスで……」





「おい、俺らのことはスルーかよ」