白のアリア

男の人は口元に笑みを浮かべながら
こちらへと歩いてくる。




私はそれだけでドキドキと
緊張してしまった。




「え、え、あのっ・・えと」




ここはどこなんですか、とか



あなたは誰ですか、とか



聞きたいことは山ほどあるはずなのに
言葉に詰まって出てこない。



男の人はくすっと笑って
私の頭に手を置いた。




「心配すんな。
全部わかってるからよ」



え・・・。



私が動揺していると
入り口のドアからまた一人
誰かが入ってきた。




「おい、レイ!!!」




・・うわーっ・・・!



これまた美男子・・・。



っていうかわっしょい祭りですか!?
夢でも見てるんですか!?




最初の人とは対照的に
今度は燃えるような深紅の髪。



鋭い目は漆黒で
これまたスタイルも良し!



・・でも雰囲気的にはツンケンしてる
感じがするから俺様、って感じかなぁ。




と一人ぼんやり思っていると。