ザザァッ!!!
緑色の大きな影が
私と影の間に割り込む。
「…あ、あなたは…」
それは、先ほどの狼だった。
「グルル……!!」
狼は私を一瞬見つめると
クロノアに向かって牙を立てた!
「ギィヤァ……ッ!!!!」
影は半透明になり、消えた。
私はほっとして、
その場にへたり込んでしまった。
「…た、助かった…」
本当に、終わっちゃうかと思った。
狼は私に近づいてきて、
私はそっと首をなでてやる。
「…ありがとう、助けてくれて。
ひょっとして、以前も…
こうして守ってくれたこと、ある?」
初めて会った日。
まるで守るように私の目の前に
立っていた。
恐怖を感じなかったり、
呼ばれたような、妙に気になってしまうのは
どうしてなんだろう。
ずっと不思議で、聞きたかったから。
狼は瞳を私に向けたまま座り、
「…影に狙われているなら
俺を追いかけている場合ではないだろう」
え…?
この狼、しゃべって…。
声を発するもとはどこにもない。
明らかに、この狼から聞こえている。
「…あなた、しゃべれるの…?」
緑色の大きな影が
私と影の間に割り込む。
「…あ、あなたは…」
それは、先ほどの狼だった。
「グルル……!!」
狼は私を一瞬見つめると
クロノアに向かって牙を立てた!
「ギィヤァ……ッ!!!!」
影は半透明になり、消えた。
私はほっとして、
その場にへたり込んでしまった。
「…た、助かった…」
本当に、終わっちゃうかと思った。
狼は私に近づいてきて、
私はそっと首をなでてやる。
「…ありがとう、助けてくれて。
ひょっとして、以前も…
こうして守ってくれたこと、ある?」
初めて会った日。
まるで守るように私の目の前に
立っていた。
恐怖を感じなかったり、
呼ばれたような、妙に気になってしまうのは
どうしてなんだろう。
ずっと不思議で、聞きたかったから。
狼は瞳を私に向けたまま座り、
「…影に狙われているなら
俺を追いかけている場合ではないだろう」
え…?
この狼、しゃべって…。
声を発するもとはどこにもない。
明らかに、この狼から聞こえている。
「…あなた、しゃべれるの…?」


