うさぎを模したようなクロノアは
突然笑うとクロノアにできた影が
人形をとった。
「…え?」
『久しぶりだな、月の夢巫女』
「…夢妃……」
「夢妃!?あいつが…」
シルは驚いたまま、レインは
鋭い視線を向けたままだ。
「…ユイに何のようだ」
『取引の話をしにきただけさ』
「やめろ!
ユイはおまえの道具じゃない!」
『おいおい。
これは唯に向けた取引だ。
おまえらが決めることじゃないだろ?
なぁ、唯?』
「…何を、しに…?」
『そう硬くなるなよ。
返事をせかしにきたわけじゃない。
ちょっとばかし予言をしておこうと思ってな』
「…なぜ?
『最果ての鴉』であるあなたが…
そこまでする理由がどこに?」
フィラさんは不思議そうに、妖しげに聞く。
『伝承や言い伝えが全てだとは限らない。
少なくとも俺の場合は例外だ。
俺はあいつらのルールに縛られる気は
これっぽっちも持ち合わせてない。
むしろ……』
そういって私を見る。
『こっちのほうが、よっぽど
居心地がいいんでね』
自由にやらせてもらうさ、そういって
シュン…と消えていった。
突然笑うとクロノアにできた影が
人形をとった。
「…え?」
『久しぶりだな、月の夢巫女』
「…夢妃……」
「夢妃!?あいつが…」
シルは驚いたまま、レインは
鋭い視線を向けたままだ。
「…ユイに何のようだ」
『取引の話をしにきただけさ』
「やめろ!
ユイはおまえの道具じゃない!」
『おいおい。
これは唯に向けた取引だ。
おまえらが決めることじゃないだろ?
なぁ、唯?』
「…何を、しに…?」
『そう硬くなるなよ。
返事をせかしにきたわけじゃない。
ちょっとばかし予言をしておこうと思ってな』
「…なぜ?
『最果ての鴉』であるあなたが…
そこまでする理由がどこに?」
フィラさんは不思議そうに、妖しげに聞く。
『伝承や言い伝えが全てだとは限らない。
少なくとも俺の場合は例外だ。
俺はあいつらのルールに縛られる気は
これっぽっちも持ち合わせてない。
むしろ……』
そういって私を見る。
『こっちのほうが、よっぽど
居心地がいいんでね』
自由にやらせてもらうさ、そういって
シュン…と消えていった。


