白のアリア

・・唄?







鈴の音に混じって聞こえたその唄は



ひどく幻想的で、そしてどこか哀しかった。





鏡は唄を終えると一瞬光をなくす。




私の顔が映るやいなや、
鏡はいっそう輝きだした。




「な、なに!?」



一瞬視界に映るは




白いワンピースを着た少女。




背に翼を生やし楽しげに歌うその子は





私にそっと手を差し伸べていた。





「・・・だれ・・・」




光に目を開けていられなくなり
思わず目を閉じた。





そして私の意識は、途切れた。