白のアリア

「なにラブラブごっこしてんだ?
ツンデレのシルくん?」




言いながら後ろからレインに
抱きしめられる。




「わぁっ!」





勝ち誇ったようなレインの笑みに
シルがかちんときた。




「うっせーなっ!!
別にラブラブなんてしてねぇよ!

この変態王子!
さっさとその手を離せ!」





「だから変態じゃないっつーの」




「え、えと。レイン。
話し終わったの?」




見上げれば銀色の瞳が笑った。




「まぁ大体な。


この話ばっかりしてたら
いいかげん本題に入れなくなる。


飯を今フィラが用意してくれてるから
続きはまたあとでな」



そういいながらレインが
私の肩にあごを乗せる。




「それにしてもユイは気持ちがいいな。
あったかくてふわふわしてて」




「へっ…//!?」




ぎゅうっと強く抱きしめられて
思わずまわされた腕に手を置いてしまう。




「ん?緊張してんのか?」




「そ、そんなことないもんっ」





「…コラ、そこの変態野郎。

なに抱きついてんだ」