白のアリア

それを言うとレインとシルは
私を守るように立った。




「え、な、なに?」





「…やっぱり来たな、あいつら」




「ああ。
お姫さんが出てくるのを
待ってたみたいだ」




そう言ってシルは剣を、
レインは銃を構えた。




ザザッ!!!





草むらから黒い影のようなものが
飛び出してきて、
レインがそれを撃ち落とす。





撃ち落とされた黒い影は
やがて小さくなり、消えて行った。




な、なにあれ…!!!





するとシルの方にも黒い鳥のような影が
あってシルがそれを切り落とす。






2人はハァッと息をついて
へたり込んでいる私に手を差し出していた。




「大丈夫か、ユイ」



「う、うん。
だけど、さっきのはいったい・・・」




「…ああ、あれは…」






プツ。




すると突然、私の視界が暗くなった。