白のアリア

「・・え、なんでって・・。
女みたいな名前、だから」




ぽかんとする私に
ぽかんとするシル。



レインもぽかーんとした顔をしていた。




「なんでー?
すごく可愛い名前じゃん!
私好きだけどなぁ。


・・って、シル?
顔赤いけど、大丈夫?」




目の前の彼は顔を真っ赤にして
そっぽを向いている。




「・・な、なんでもねぇよ!
つうか、男に可愛いとか言うな!」



そういって走っていってしまった。



「えええ!?
なんでそうなるのー?

・・結局気分損ねちゃったし」




「いや、あれは気分損ねた
わけじゃねぇよ?」




「え?」



レインは楽しそうに私を見ている。




「ユイって、ほんと不思議な奴だな」




「え、なにが?」




すると、レインはぷっと笑った。




「なぁんでもねぇよ。
さ、部屋戻ろうぜ。
迷っちゃうだろ?」



「あ、うーん!」