白のアリア

「あの、フィーネちゃんは猫になれるの?」




さっき、猫がフィーネちゃんになったし…。





「フィーネでいいよ!
うん、なれるのっ。


あたしの得意技なんだぁ!
あのね、ガーディアンでそれができるのは
あたしだけなんだよっ」



…?




「ガーディアン…?」




首をかしげているとレインがあわてて
フィーネの口をふさぐ。




「おっまえは…しゃべらなくていいことを
べらべらと…!」





「なんで?どうせ話すことなんだし
いつ話したって一緒でしょ?」



きょとんとしている私をよそに
2人はひそひそと話している。




「…とりあえず今その話はするな。


ユイ、悪かったな。
部屋案内する」



…?なんなんだ?






フィーネがつまらなそうに部屋を出て
私もそのあとに続く。



レインはあの本を持って部屋を閉めた。





「じゃっ、あたしはこれから
行くとこあるんだ。


ユイちゃん、またお話しようね!」



そう言って走って行ってしまった。