白のアリア

「…オラ、離れろフィオ。

ユイが困ってんだろーが」



べりべりっと引き剥がすように
女の子を私から離すレイン。



「ええー!レイちゃんばっかずるいじゃん!
ユイちゃんとられるのそんなに嫌?」




「ばっ…!!//ち、違ぇよアホ!

ほら、さっさと自己紹介!」




「わかりましたよーだ。

では、はじめまして、ユイちゃんっ!
あたし、フィーネ!


フィオって呼ばれるのは
男じゃないからあんま好きじゃないん
だけど…ユイちゃんだったら許してあげるっ」




「なんだ、それ!!」




「言っとくけどあたしは予言者より
ずっと早くユイちゃんに会ってんだからねっ。


なのにレイちゃんが先に
会うなんて…これくらいいい薬だもん」



そう言うとフィーネちゃんはまた
私の方を引き寄せてべーっとレインに舌を出した。




「…だっからおまえはこの部屋に
入れたくなかったんだよッ・・・」




あ、そう言えば…。