白のアリア

「…素敵なお話ですね。
おとぎ話か何かですか?」




「いいや。
昔の人々が本当にあったと
信じている話さ。


俺も小さい頃よく聞かされた。


ま、誰も信じちゃいないけど」






「…あの、それでこの話と
私と、どう関係が…?」





きょとんとする私ににやっと
笑うレインさん。







「夢片鱗ってのはな、
『虹空の花束』ってのから
生まれた力の結晶のことを
言うんだ。



すぐれた力を持ち、
世界に希望を与えるといわれている」






…へー…そうなんですか…






「ってええ!?

世界に希望を与える!?」




「プラスすると、
人々の願いを叶え、
『色』という名の希望を作り出せるとも
言われる」