白のアリア


「・・おまえは朔陽じゃない!!
朔陽は生きてるんだ!!

唯に宿る魂なんかじゃなく・・・
朔陽は今だって、きっと・・・・」




いいかけて、ふっと彼女を見つめる。



「・・おまえがいなくなれば、朔陽が戻ってくるんだ」




「・・・!」



「やめろ!朧を傷つけるな!」



ピシィッ・・・。


『どうしてこうなるの?
私は、どこにもいちゃいけないの・・・?』



「・・あ、や・・・」


「朧!?」



私は、いったい誰?


必要とされないなら、
在(い)る意味がないなら、
私はどこに行けばいいの?




私は・・・どうしたらいいの?

ピク。

「・・・や、だよ・・・みんな・・・」


ソルジエ・・・フィーネちゃん・・・シル・・・レイン・・



「・・その喋り方・・唯!?」



今思えば。


みんなといるときが、一番私が私らしくいられた・・・。


もし戻れるなら。

・・・否。



「・・・もう、どこにも帰れないや・・・・」