白のアリア

「…っ生きるんだよ!
俺を信じるって言っただろ!!?なんでっ……」




「…信じてるよ。今も」



大好きな君だから、信じられるんだよ。



だから、終わりにする。



「…私、フゥには…生きていてほしいから」



その瞬間、光がいっそう大きくなった。



セイの周りを光が包み、魔法陣が光り輝く。



ドサッ。



「……セイ!」



「セイ!セイ!!」



呼びかける声が小さく聞こえる。
抱き起こされる腕の中、かすかに見える彼の顔。



自分の怪我なんて微塵も気にしないで、
必死に私の名を呼んでる。



…ふふ、私の名前はセイじゃないのになぁ…。



そんなことを思いながら、
朦朧とする意識の中、そっと彼の頬に手を当てた。



「…約束…守れなくて、ごめんね…」


「なに言ってんだよ!
おまえは死なない!生きるんだ!」



「…ははは…フゥらしい…」


でも、もうだめなんだって分かるよ。



きっとフゥだって…



「…フゥ」

「…セイ…?」



「……」ぼそ…。



「!!セイ!!」



にこ。



フッ。



「セイ?セイ!!!


……っっ、うぁあぁあああぁぁ!!!!!!」