「シェラ?」
「唯の前世の名だ。
初めて会ったときあいつは、
自分のことを全て忘れていた。
夢片鱗であったことも……」
「…一緒にすごすうちに、
シェラは普通の人間だと思い込むようになっていた。
俺もそのときは事情を知らなかったし
彼女がよければそれでいいと思っていた」
「……けど、急に気が変わったみたいに、
もうここにはいられないと言い出した。
あいつが…『記憶を取り戻したから、でしょう?』」
「「!!??」」
割り込まれた言葉に振り向けば、
亜麻色の髪の女性がドアのそばに立っている。
「シーラ……」
優しそうな彼女は笑みをたたえて
半透明の体を漂わせていた。
「あ、あんたは……
アリアにいるっていう…!!」
「…時空を司る魔女よ。
彼をもう一度よみがえらせたのは私」
ふぅと息をつき皆の表情を見た。
「……夢鳥のお姫様がいない…ということは、
また運命が変わってしまったのね」
そうつぶやいてからソルジエを見る。
「…唯ちゃんはどうなっちゃうの!?」
「落ち着いて。
まずは彼女のことを知ってもらわないと。
…全てはあの日から始まった。
ロスト・デイ…世界を破滅に導いた、あの惨劇から」
「唯の前世の名だ。
初めて会ったときあいつは、
自分のことを全て忘れていた。
夢片鱗であったことも……」
「…一緒にすごすうちに、
シェラは普通の人間だと思い込むようになっていた。
俺もそのときは事情を知らなかったし
彼女がよければそれでいいと思っていた」
「……けど、急に気が変わったみたいに、
もうここにはいられないと言い出した。
あいつが…『記憶を取り戻したから、でしょう?』」
「「!!??」」
割り込まれた言葉に振り向けば、
亜麻色の髪の女性がドアのそばに立っている。
「シーラ……」
優しそうな彼女は笑みをたたえて
半透明の体を漂わせていた。
「あ、あんたは……
アリアにいるっていう…!!」
「…時空を司る魔女よ。
彼をもう一度よみがえらせたのは私」
ふぅと息をつき皆の表情を見た。
「……夢鳥のお姫様がいない…ということは、
また運命が変わってしまったのね」
そうつぶやいてからソルジエを見る。
「…唯ちゃんはどうなっちゃうの!?」
「落ち着いて。
まずは彼女のことを知ってもらわないと。
…全てはあの日から始まった。
ロスト・デイ…世界を破滅に導いた、あの惨劇から」


