白のアリア

忘れないで………
ずっと、待っていて。



どれだけ離れても、
私は………あなたを愛してる……



ハッ!!



「はぁ、はぁっ………」


夢……?



「おはよう唯」


「……」


ちぃは笑顔を浮かべながら
そっと私を抱きしめる。



「体が冷えちゃってるね。
なにか食べる?」


「……いらない。それより、話して」


強い瞳に、ちぃは思わず言葉をのんだ。



「もう、そんな急いだら疲れちゃうよ」



「……私が思い出したいの。
それに、話さないとあなたたちが困るんじゃない?


あなたたちが欲しいのは、
私じゃなくて、他の『誰か』なんでしょう?」




それを言えば彼はしばらく黙る。




そして額のしるしにそっと触れた。