白のアリア

「レイアス様、唯様がお帰りになったとのことです」



「お!そーか!
じゃあみんなで出迎えてやらないとな」


唯、という名前を聞いた瞬間顔を輝かせる。

やはり仕事にも彼女がいなければ、
精は出ないということだろうか。


嬉しそうにそう笑ったところで、
ドアがノックされた。




「ん?誰だ?」


「レイン・・・」



「・・わ!?って、なんだフィオか・・・。
お化けみたいな声だすなよ。

どうした?」


うつむいた彼女の額にそっと手を当て、
顔を上げさせる。



「…夢、視たの」


「夢?予知夢か?」



「……早く、唯ちゃんが………」

「…唯?」



ぎゅっと服をつかまれ、
必死な目でこちらを見上げた。



「……」