白のアリア

…否定したい2人の気持ちも
少しはわかるんだけど…。



でも、虹空でできることなんて
私にはあまりないだろうし……。



かといって単純な勝負をしても
駄目な気がする。




だったら、グーテルである
スピカとなら。



絆という力になら、
自信があったから。



あんな冷たい人に、
その力で負けたくないと思ったの。




「…一緒に戦ってくれる?」



白銀のドラゴンはまばたきして
うなずいた。



『断る理由などない』



「…ありがとう」



やり取りを見て、2人もどうやら納得したらしくて



「…仕方ねーなぁ。
グーテルの乗り方くらいは
教えてやるよ」




「空の上での戦い方ってのを教えてやる。
テルヴィと一緒に特訓すっか」



その顔には笑顔も浮かんでいて。



…それって…。



協力してくれるってこと…?




「…ありがとう、2人とも!」