『血の契約』。
血とは本来、体に刻まれた永遠の代物。
それを以って契約をするのが
『血の契約』。
血と血を使って契約をするのだから
必ずこれが破られることはない。
無理に破ろうとすれば、双方の命にかかわるからだ。
アイビスはレインの言葉を否定せずに
紅茶を口にした。
「……フィーネは、残るよ。
たとえどんな理由があっても…」
その確信はどこから来るのか。
いくら残りたいと思っていても血の契約を切るなんて
できることではないのに。
シルがその言葉を飲み込む。
「フッ」
何かを悟ったように不敵に笑うアイビス。
「夢片鱗か」
ビクッ!!
……そうか。
唯さえいれば、血の契約もなんとか
なるかもしれない……。
それにフィーネの唯一の希望は、あいつだ。
「まだ1度も姿を見ていないが…。
色羽の忘れ形見はどれほどのものなのだろうな」
「…くっ」
わざと会わせないようにしていること、
気づいていたのか……。
アイビスと唯を会わせたらきっと
よくないことが起こるにきまっている。
血とは本来、体に刻まれた永遠の代物。
それを以って契約をするのが
『血の契約』。
血と血を使って契約をするのだから
必ずこれが破られることはない。
無理に破ろうとすれば、双方の命にかかわるからだ。
アイビスはレインの言葉を否定せずに
紅茶を口にした。
「……フィーネは、残るよ。
たとえどんな理由があっても…」
その確信はどこから来るのか。
いくら残りたいと思っていても血の契約を切るなんて
できることではないのに。
シルがその言葉を飲み込む。
「フッ」
何かを悟ったように不敵に笑うアイビス。
「夢片鱗か」
ビクッ!!
……そうか。
唯さえいれば、血の契約もなんとか
なるかもしれない……。
それにフィーネの唯一の希望は、あいつだ。
「まだ1度も姿を見ていないが…。
色羽の忘れ形見はどれほどのものなのだろうな」
「…くっ」
わざと会わせないようにしていること、
気づいていたのか……。
アイビスと唯を会わせたらきっと
よくないことが起こるにきまっている。


