過去の話。
私には、当然覚えなどない。
…では?
「…前世?」
フィラさんは、哀しげにほほ笑むだけだった。
「え、前世…って!?
私とソルジエは、前世で
どういう関係だったんですか…?」
そしてどうして、私だけ何も覚えてないの…?
「……私は、真実を知らないままのほうが
よいと思います。
ですけど、それが唯様のためになるというなら
仕方がないのかもしれません……。
でも、記憶を無くしてしまっているのは、
唯様のためだということ……
わかっていただけますか?」
……それは、どういうことなんだろう。
思い出してはいけない、過去……?
ソルジエは、それを知っている……。
「…ソルジエは、どう思ってるんですか?」
「…あの方は、本当に優しい方ですわ。
…唯様を、とても大切にしていらっしゃる。
きっと、4人の守護者のうち、誰よりも……。
…唯様を守る気持ちは、
誰よりもお強い」
…それって、思い出すことに
反対してるってことだよね。
「…でもあんなに怒ったような顔してますよ?
全然守ってくれてるようには……」
「いざというとき、必ず助けに来てくださるでしょう?」
…あ…。
今まで、何度そういうときがあったか。
戦うときだけじゃない。
私が困った時は、必ず。
ソルジエが、来てくれていた。
私には、当然覚えなどない。
…では?
「…前世?」
フィラさんは、哀しげにほほ笑むだけだった。
「え、前世…って!?
私とソルジエは、前世で
どういう関係だったんですか…?」
そしてどうして、私だけ何も覚えてないの…?
「……私は、真実を知らないままのほうが
よいと思います。
ですけど、それが唯様のためになるというなら
仕方がないのかもしれません……。
でも、記憶を無くしてしまっているのは、
唯様のためだということ……
わかっていただけますか?」
……それは、どういうことなんだろう。
思い出してはいけない、過去……?
ソルジエは、それを知っている……。
「…ソルジエは、どう思ってるんですか?」
「…あの方は、本当に優しい方ですわ。
…唯様を、とても大切にしていらっしゃる。
きっと、4人の守護者のうち、誰よりも……。
…唯様を守る気持ちは、
誰よりもお強い」
…それって、思い出すことに
反対してるってことだよね。
「…でもあんなに怒ったような顔してますよ?
全然守ってくれてるようには……」
「いざというとき、必ず助けに来てくださるでしょう?」
…あ…。
今まで、何度そういうときがあったか。
戦うときだけじゃない。
私が困った時は、必ず。
ソルジエが、来てくれていた。


