白のアリア

「…ほんっとごめんなさい!
反省してます…わ!?」



言葉は最後まで告げられることなく
彼の腕の中に吸い込まれた。




腕の力は強いけど
腕の中は、とても心地よくて、
温かい。




「…おかえり、唯」




その耳元で、そっと。




温かくてやさしい、ほっとする声だった。




「…レイン…」



思わず、涙が出そうになって。




…レインの腕の中、安心する…。





心地よくて、ずっとここにいたい、なんて
思ってしまった。




…え!?




「…わ、私っ…」



「ん?どした?」




…なんで、そんなこと…。



これじゃまるで…。



「いや、ナイナイ!!!」



思いっきり離れてひとりでノリツッコミ。



不自然に離れたから、
レインに思いっきり変な顔をされて。




「…おまえ、変だぞ」




「なっ、ななそんなことないもんっ!」



「まさか、まだ術が解けてないんじゃ…!?」


コツン。



そういって額を私の額に当ててきた。




…ひえええっ!?!?



一気に心拍音は上昇。



レインの顔が、すぐ近くにっ…!