どこへ向かうでもなく、
私と女の人は歩いていた。
女の人に名前を聞いたら、
『女は少しくらい秘密が
あったほうがモテるのよ』
そう言って教えてくれなかった。
「あなたは、ここで何をしているんですか?」
「…ここの監視官、って
いったらおかしいかしら。
私は天国に行く魂とそうでないものを
見極めているのよ。
でも一番の仕事は、
あなたみたいなはぐれた魂を
きちんと返すことね」
「…は、はぐれた魂…」
そ、そっか。私死んじゃったから…。
でも魂って。
なんかへコむ……
「はぐれた魂って、どんなのなんですか?」
「まだ死ぬべきでないのに
ここへ来てしまったということよ。
あなたの場合、他者に術によって
無理やり死に追いやられた…
まだ完全に死んだわけではないけど
精神体のほうはとりあえず死んじゃったわね」
花畑の花を摘み取りながら
花のわっかを作り始める。
「でもまさか、
夢鳥のお姫様がここに来るなんて、
思ってなかったわ」
微笑して、そういって。
「わ、私のこと夢片鱗だって
知ってるんですか!?」
私と女の人は歩いていた。
女の人に名前を聞いたら、
『女は少しくらい秘密が
あったほうがモテるのよ』
そう言って教えてくれなかった。
「あなたは、ここで何をしているんですか?」
「…ここの監視官、って
いったらおかしいかしら。
私は天国に行く魂とそうでないものを
見極めているのよ。
でも一番の仕事は、
あなたみたいなはぐれた魂を
きちんと返すことね」
「…は、はぐれた魂…」
そ、そっか。私死んじゃったから…。
でも魂って。
なんかへコむ……
「はぐれた魂って、どんなのなんですか?」
「まだ死ぬべきでないのに
ここへ来てしまったということよ。
あなたの場合、他者に術によって
無理やり死に追いやられた…
まだ完全に死んだわけではないけど
精神体のほうはとりあえず死んじゃったわね」
花畑の花を摘み取りながら
花のわっかを作り始める。
「でもまさか、
夢鳥のお姫様がここに来るなんて、
思ってなかったわ」
微笑して、そういって。
「わ、私のこと夢片鱗だって
知ってるんですか!?」


