白のアリア

「ここは、おまえからしたら
異世界・・・。


おまえがいた世界とは違う
場所なんだ」



「・・そう、なんですか・・」



やっぱり・・・。



見覚えのない景色に
見覚えのない名前・・・。



あたったことに妙に安心した反面
落胆と不安が心に広がった。




「ここは帝空国(スカイ・シティ)。

簡単に言うなら、虹空の国だ」



シルが面倒くさそうに言った。




「・・虹空(そら)?

空じゃなくって?」




「理由なんか知らねーよ。

国の古文書でも歴史書でも
読めばわかるんじゃねーの?」





「・・それで、あの。

どうして私はここに・・・?」




それを言うと2人は顔を見合わせて
うつむく。




なんだろう・・・?
悪いこと、聞いちゃったのかな。



重そうに口を開いた。



「・・たぶん、おまえは
呼ばれたんだよ」



「呼ばれた?」