白のアリア

「…えと…」




ぼーっと見ている私に
手が差し出される。




「…無事で何よりだ」






ぶっきらぼうに、ただ一言そういった。





それが彼なりの心配の仕方なんだと、
そう思ったら嬉しくて。




「…ありがと、ソルジエ」






彼の手を握って、私は立ち上がった。





…みんなも、ありがとう。





心の中でそうつぶやき、
私は微笑みながらその光景を見つめていた。