白のアリア

「…いいですね、あなた方は」



うらやましそうに、そう言って。




紫花は愛しそうに、
唯のほほをなでる。



「…どういう意味だ?」




パリィーンッ…!!!




ソルジエが聞き返す間もなく、
窓ガラスからものすごい魔力が立ち込める。




そこには、レインとちぃがたっていた。




「レイン!!!」



「ちぃ!!大丈夫!?」



ふらふらとしながらお互いひざを突く。



「…チッ。
ガキのくせに…」



「…そっちこそ。


もういい年なんだから、
これ以上暴れるのやめたほうがいいんじゃない?」




ハァハァ、と荒い息遣いだけが部屋に響いた。





ゴォォォオオ……




パチ。





【…キタ】




そういって、唯はふらりと立ち上がる。




「…ユイ、おまえ、それ…」




「…ユイちゃんっ…」



その背に、灰色の翼を生やして。