「…覚醒だけが、ユイの幸せじゃない」
強くそう言うと、ちぃは少し涙目になる。
「…うぇ…。
…いいもんっ、そんなに言うなら
取り返しに来てみなよっ。
そしたら、考えてあげてもいいよ」
紫花に抱きつきながらそう言って
楽しそうににっこり笑う。
…読めない奴だな。
さっきみたいにいきなり大人びた表情を
するかと思えば、また元に戻る。
…あっちの紫のガキのほうはまだ
まともそうだが…。
紫花がいきなり手をパンっと叩いた。
「!」
唯の目の焦点が急に合わさって
あたりをきょろきょろと見回し始める。
「…ユイ?」
レインたちの姿を見つけると
魔法陣の壁にへばりついた。
「…ユイ!戻ったんだな…!?」
「…もう、いいから。
私のことは放っておいていいから、
みんなはケガしてる人たちを助けてあげて」
…な…!?
思わぬ言葉に4人は固まった。
「…なっ!バカ!
んなことできるわけねぇだろ!」
「そうだよ、ユイちゃんっ!!!
ユイちゃんを見捨てるなんて、できない!!」
必死の声にも、唯は首を振って。
「…いいよ。
守護者のこととか、夢片鱗とか…
もう気にしなくていいからさ。
今まで、ありがと。
そして、ごめんなさい。
もう私のことは、いいから」
…ユイ…!?
何を言ってる…!?
涙目になりながら唯は少しずつ壁から離れ
ちぃたちのほうへと歩いて行った。
「…ユイ!行くな!!ユイ!!!」
その言葉にすらもう振り返ることはなく
3人の姿は、消えた。
強くそう言うと、ちぃは少し涙目になる。
「…うぇ…。
…いいもんっ、そんなに言うなら
取り返しに来てみなよっ。
そしたら、考えてあげてもいいよ」
紫花に抱きつきながらそう言って
楽しそうににっこり笑う。
…読めない奴だな。
さっきみたいにいきなり大人びた表情を
するかと思えば、また元に戻る。
…あっちの紫のガキのほうはまだ
まともそうだが…。
紫花がいきなり手をパンっと叩いた。
「!」
唯の目の焦点が急に合わさって
あたりをきょろきょろと見回し始める。
「…ユイ?」
レインたちの姿を見つけると
魔法陣の壁にへばりついた。
「…ユイ!戻ったんだな…!?」
「…もう、いいから。
私のことは放っておいていいから、
みんなはケガしてる人たちを助けてあげて」
…な…!?
思わぬ言葉に4人は固まった。
「…なっ!バカ!
んなことできるわけねぇだろ!」
「そうだよ、ユイちゃんっ!!!
ユイちゃんを見捨てるなんて、できない!!」
必死の声にも、唯は首を振って。
「…いいよ。
守護者のこととか、夢片鱗とか…
もう気にしなくていいからさ。
今まで、ありがと。
そして、ごめんなさい。
もう私のことは、いいから」
…ユイ…!?
何を言ってる…!?
涙目になりながら唯は少しずつ壁から離れ
ちぃたちのほうへと歩いて行った。
「…ユイ!行くな!!ユイ!!!」
その言葉にすらもう振り返ることはなく
3人の姿は、消えた。


