白のアリア

「…親父には一生、わかんねぇよ!


長い…あんなに長い年月を
待ってきた俺らの気持ちなんてな!!」



その言葉を聞いて、
他の3人も少し考えるような表情をする。





…永い、本当に永い時だった。




普通の年月から数えれば
それはたいしたことのないものだ。




けれど俺たちにとって
時間はあのときからずっと、止まったまま。




前世の時間をひきずったまま、
今ここにこうしている。




やっと逢えたのに。




逢えて、こうして、傍にいられたのに。




その気持ちを、
そんな言葉で片付けることは
してほしくない。