白のアリア

「・・まさかおまえ、
こんなガキのために
雑用サボったんじゃねーだろうな」




・・が、ガキ!?




思わぬ言葉に怒りを超えて
驚く。




「サボってねーって。
俺はちゃんと許可取ったぞ。


いつもはサボってないんだから
いいだろうが」




「その言い方だと
サボってるって自覚してるじゃねぇか!」




赤髪の男の子は大声で叫ぶ。




・・もう、うるさいなぁ。




レイと呼ばれた男の人は
うるさそうに耳をふさぎながら




「悪いな、こいつ単細胞動物だから
すぐキレるんだ。

多少うるさいけど黙ってりゃすぐ
帰っから」





「は、はぁ・・・」





「誰が単細胞動物だ、コラ!!!


おまえを連れてくまでは
帰らねぇよ。

・・つーか、おまえ!」



「は、はいいっ」



いきなり指を刺され、
思わず体がこわばる。




「おまえ誰だよ?


いきなり人の城に倒れてやがって・・。
何しに来たんだ」



・・え、倒れてた?



城・・・?