学校で奈菜の様子を見た

『ギャーハハハ!!!』

友達と大笑いしてる

こっちのほうが悩んだチューの!!

でも意外と元気なので多めに見よう

放課後私は一人で帰った

いつもの道を通り

いつもの店に立ち寄り

いつもの川原を通って・・・・

土手に座った

お日様の光が気持ちいい

パワーを貰えるような気がして

大きく深呼吸した

『気持ちいい・・・・・』

目を瞑って

太陽の光に集中した

本当にパワーがもらえたような
気持ちになる

周りには
クラブでマラソンしている
サッカー部員

かわいい子犬を散歩している老夫婦

小さな子供とじゃれてるお母さん

いろんな人が居た

川原の向こう岸に

人影が見えた

大きな大きな石影に

タレかがよかって寝てるのか・・?

あんなとこで何してるんだろう

私はチラッと気になったが

小さな子供と遊んでるお母さんを見ていた

子供ははしゃぎすぎて嬉しすぎて

カナリ興奮していた

小さな男の子

とってもかわいい

ついつい見とれてしまってた

そのとき子供が

『うわ~~~~大きな夕焼け』

っと叫んだ

私も大きな夕焼けを見た

あの大きな石の上のほうから光が差してきた

そのとき大きな石に余暇ってた男の子も立ち上がって
せのびをしてた

夕日とその男の子が光の中で
重なり合ったとき

私は


恋に落ちた


さっきは普通に見てたのに

心の中が一気にぐらっと来た・・・・

『なんで?』

『何なの?この気持ち・・・・・・』

オレンジの光の中に見える外各線

確かに綺麗だった

でもカオも表情も性格も何もかも知らない人

なのになんなの?

この気持ち

私は怖くなって

家まで走って帰った