次の日
一之瀬は俺にいった
『おはよう!!』
って。
「おはよう」
俺は笑顔なんてできなかった。
『え、どうしたの?』
「どうもしねえよ」

『なんか怖いよ?』
「ほっといてくれよ!!!」
『ごめん・・・』

そういって一之瀬は教室からでていった。


達哉はもう彼女をゲットしていた。
「アイツはいいよな」




そんなことを思っていると
もう学校が終わりのチャイムを知らせていた。


『ばいばい・・・』
「あぁ、またな」
『・・・』

一之瀬はなにかを言いたそうだった。
でも俺はそんなこと気にもせずに
帰っていった。