何て適当な・・ 「ってゆうかぁ、ノアには愛しの姫君がついてるしぃ平気かなぁって♪」 『愛しの姫君・・?』 なんじゃそりゃ 『それはどうゆう・・?』 「~ッ!愛斗様っ!やっと見つけましたわっ!」 突然響いた高い、幼さを残す女の子の声。 イキナリの登場に、私はもちろん聖夜まで そちらに注目した。 「あっれぇ~アリスじゃーんどーしたのー?こんなところで?」 「どうしたもないですわっ!私がどんなに必死に探したかっ!」 そういうと、突然現れた、 アリスと呼ばれる少女は泣き崩れた。