靴箱までやってきた…そこまで一言話さずに…圭吾の手のぬくもりだけを感じて…
私が靴箱にスリッパを戻し靴を履いて後ろに振り向きながら…
「圭吾、かえ…………んっ…………け………い……ん…」
甘い吐息が漏れる…
いきなりされたキスは私の気持ちをかき乱してしまう…
「さっき……ん……なに…ん……考えてた…んだよ…」
その質問と誰かに見つかっちゃうんじゃないかというドキドキに胸が張り裂けそうになる。
キスが荒くなってきた…
「ん……そ……な……はげ…し……く…しない…で……」
私がそう言うと私の口の中にいた圭吾のエッチな舌は…スルンと口の中を抜けて……
マフラーをいきよいよくはぎっとって見えた首筋を探してあて優しく舐めてくる…
「あっっ!やっ……やっ…やだ……」
「じゃあはやく答えてよ……もうホックに手が届いてるんだから…言わないと外しちゃうよ…」
圭吾にそう言われてやっと背中に圭吾の手が当たってるのが意識される…
「圭吾のエッチっ!!!!……あの時は……クリスマスのこと………考えてただけ…」
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