｢もうとっくの昔に襲われてるかと…｣



菜々子は不思議そうな顔をする。



私にとって初めての恋愛。


この恋愛は初体験…


そして私は初体験の恋愛で…初体験をしようとしていて…







きゃあああああ〜〜………



ダメ。考えただけで無理だもん…



｢まあ、雪乃と圭吾が決めた時に結ばれるのが１番だしね…｣


菜々子は優しい口調で言ってくれた。




菜々子は私のことを、まるで自分のことのように考えてくれる人。

だから、私にとって菜々子は必要不可欠な人。








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