「今日の委員会かなり遅くなりそうなんだ…」



ちょっと遠慮気味に言う圭吾…



先に帰って欲しいてこと?






ううん…違うよね…そう意味じゃないってことは分かってるのに…



もやもやしちゃう私はちょっとワガママで嫌になる。



心配してくれて言ってきれてるのに…



「じゃあ、なるべくはやく終わらせてくるから。もう7時すぎたら先に帰って」



私が返事をしないのに圭吾は困った表情をしたりせずに優しい笑顔で私の頭を撫でながら優しい言葉をかけてくれた。



「うん…わかった。委員会頑張ってね!」



「ん、ありがとう…いってきます」



チュッと私のおでこにそっとキスをしてくれた…もう誰も教室に残っていないのを確認して…










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