春夏秋冬〜*恋巡る季節君と一緒に*〜





「桜姉ちゃんも絶対に兄ちゃんのこと好きだったよな〜」



と春樹くんが私に留めの一言。



「それは私も思ってた!」



なんて遥ちゃんも言うから…



私の気持ちはどんどん落ちていってしまって…



「雪乃ちゃん、顔色悪いわよ?体調悪いの?」



「あっ…いえ……大丈夫です」



圭吾のお母さんの気遣いにも…そっけない私…



あああ…私ガキだな……



「母さんっ!俺、雪乃体調悪いみたいだし家まで送ってくる」



……えっ?


私がビックリしているのは無視で…



圭吾は私をいきよいよく家から連れ出した…










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