春夏秋冬〜*恋巡る季節君と一緒に*〜






教室に帰ってきた私を菜々子が不安そうな顔で声を掛けてくれた…



「雪乃、大丈夫だった?」



「うん!!大丈夫だったよ…ちゃんと仲直りできたから…私が圭吾の優しさに甘えただけなんだけど…」



そう言って答えた私を菜々子ギュッと抱き締めてくれる…



「いいんだよ雪乃は甘えて…だって雪乃は砂原の彼女だもん…」



そう言ってくれた菜々子の言葉はホントに私を心強くしてくれた。



「だけど…甘えた分……砂原を支えてあげないとね?」



「そうだよね…ちゃんと支えてあげないとダメだよね…」





恋愛の先輩…菜々子の言葉はしっかりと私の心に響き渡った…









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