春夏秋冬〜*恋巡る季節君と一緒に*〜





「さっきの子なんて…?」



神様…こんなことを圭吾に聞いてしまう私をどうか許してください……



「俺のことが好きって…彼女いるのは知ってるけど…どうしても言いたくって…って……」



「そっか…私……圭吾の彼女………失格かな……」




圭吾が優しいことを知ってる私……圭吾が私のこと1番に思ってることを知ってる私……



なのにチョコを貰うだけで…それだけで圭吾の気持ちが変わる訳じゃないのに…



わがままみたく……ちゃんと貰わないでと言わないで…私の態度でわからせようとしてたなんて…私…最低かも……



「えっ?何でだよ、何でそーなんだよ?」



「…ごめんね…圭吾…ごめんなさい…」



私はひたすら誤り続けた…

次第に涙が出てきた…










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