「俺は菜々子を一生離さないつもりだから…菜々子を幸せにできるのは俺だけだって信じてるんだ…」



そう言って尚樹は恥ずかしそうに自分の鼻をこする。



尚樹は花咲のこと本気で好きなんだなっていっつも思うんだよな…尚樹の愛はかなりでけぇよ…





「俺もそんな風に雪乃のことを思ってる…クリスマスの日にも俺の身勝手な行動泣かせちまったし…俺は雪乃の優しさに甘えてるのかもしれない…」



雪乃は優しい奴だから…



「あいつ中学の時と変わんねーのな…そういうとこは……だけと…男の笑顔見て逆にあんな風に幸せそうに笑うあいつは初めて見たよ…」



尚樹はそう言ってポンっと俺の肩を叩いた。



その言葉に俺は、かなり自信をもらった。











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