「スー…スー…」咲月はまだ寝ていた。
「咲月?何時だと思ってんの?起きて!!」
ちなみにキャラは家では優しいお兄ちゃんキャラだ。
「ん…?」咲月は目をこすりながら起きた。
「幼稚園遅れるだろ?…」といい咲月を抱っこして、一階リビングのソファーへ座らせる。
俺には両親がいない。居ないっていうか、消えた。
数年前、両親はいきなり姿を消し、その1年後に咲月を置いていき、そのままだ。
「ふぁーい…」咲月にはまだわかんないだろうから言っていないが……。
それが俺と咲月の出会い?みたいなものだ。