しばらくして 学年がひとつ上がって 僕たちは別々のクラスになった。 僕たちの待ち合わせはいつも下駄箱。 しっかり者の君は いつも僕より先に待っていてくれて。 「遅いよ!」 「わりーわりー」 そんな他愛ない会話すら 愛しくてたまらなかったんだ。 .:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:.