キミがいるから出来るコト

「俺は大切な子を、
 大好きな子を守っただけだよ。
 男として、当たり前の事を
 しただけだから。」


「ありがとう…」



遼は、あたしを抱きしめてくれた。


よく見れば、
遼のジャージは血で汚れていた。