キミがいるから出来るコト

「記憶のほうは大丈夫そうですね」

遼は、ほっと胸をなでおろした。

「よかったなぁ、沙紀。
 てか、俺が嬉しい!!
 俺の事忘れてなくて
 よかったぁー☆」



全く、話が読めない。

記憶…???覚えてる…???



「何ですか?
 あたしにも説明してください」