キミがいるから出来るコト

夢野さんに、
今回の事件に南城中の生徒が関係して
いる可能性がある事を説明すると、

快く、調査をしておくと
言ってくれた。

「協力、ありがとうございます」

「いえ、
 ご迷惑おかけしたかもしれないのに
 調査しないわけにはいきませんから」

夢野さんは、微笑んだ。


「ところで…予算の計上とか…」

「ぁぁ~…あれって大変ですよね~」


なんだか、会長同士の難しい会話が
始まってしまったらしい。

会長って、雑談でさえも…レベルが高い。



「では、何か分かりましたら、
 こちらに連絡を下さい」

あたしは、会長のケータイ番号をメモして
夢野さんに渡した。

「会長、そろそろ戻りましょう」