「!!!!!」
驚きを隠し切れず、小太刀を抜刀すると同時に振り返る!
しかし背後には誰もいない。
が。
「おい、てめぇは誰だ?」
また背後から声がした。
もう一度振り向く。
…そこには、喉元に大振りのナイフを突きつけられて動けなくなっている一七夜月さんの姿があった。
ナイフといっても、私の小太刀と同等の刃渡りを持つものだ。
護身用というにはあまりに大きすぎる。
兵士が戦場で使用するようなコンバットナイフの類だった。
…そのナイフを一七夜月さんの喉元に突きつけるのは、銀髪の男。
痩せこけた頬、異常なまでにぎらついた瞳。
身に纏っているのは私達と同じ、浅葱色に段だら模様の羽織だった。
驚きを隠し切れず、小太刀を抜刀すると同時に振り返る!
しかし背後には誰もいない。
が。
「おい、てめぇは誰だ?」
また背後から声がした。
もう一度振り向く。
…そこには、喉元に大振りのナイフを突きつけられて動けなくなっている一七夜月さんの姿があった。
ナイフといっても、私の小太刀と同等の刃渡りを持つものだ。
護身用というにはあまりに大きすぎる。
兵士が戦場で使用するようなコンバットナイフの類だった。
…そのナイフを一七夜月さんの喉元に突きつけるのは、銀髪の男。
痩せこけた頬、異常なまでにぎらついた瞳。
身に纏っているのは私達と同じ、浅葱色に段だら模様の羽織だった。


