この声は… 私の幼なじみの守崎海都 名前は“かいと”じゃなくて“うみと” 先生にもよく間違いられてる 「そうやん。相川ちゃん本読むの嫌いやんどうしたの熱でもある?」 と華緒里ちゃんが笑いながらおでこに手を当ててきた 「ないよっ!!もうなんでふたりして」 と怒ってると3人は笑っていた 突然… 「何読んでるの?」 と海都が本をとった 「あっ…」 「あぁ。これか面白いよな」と本をパラパラめくった