「ひめ。ひーめ、昼食の時間だよ?食堂の席取られちゃうよー?」 とんとんと、優しく叶の肩を叩いて起こしてあげてる千秋君の言葉に眉を潜める。 『…えっ?千秋君…今昼食の時間って…言ったよね!?』 「へ?うん。もうお昼だよ?」 ………な、ななな!! なぁんですってぇー!? どんだけ寝てるのよあたし!! 空気がぽかぽかで気持ち良すぎだからよ!! …あたしのせいじゃないもんねぇー…だ。 …先生に怒られる。