『下…見て』 パッと下を向くと桑田くんがいた 「桑田くん!?」 桑田くんはケータイを閉じると口元に両手を当てた 「好きって言ってくれてありがとなぁ」 桑田くんは大声で言う 「へっ」 「俺も未樹が好きだ」 「大好きだっ」 目に熱いものがたまって... 夜の空に零れ落ちた 私は急いで外に出た 桑田くんが近づく 近づく 近づく…