「ごめんね、遅くなって」 綾ちゃんが謝りながら 電車に乗り込んだ。 あのあと、吉田くんが 綾ちゃんに告白して またフッたみたい。 「全然大丈夫だよ!」 「あのバカ、本当にどうしようもないんだから・・・はあ」 綾ちゃんが心底、困ったように ため息をついていた。 そして、私と綾ちゃんは 渋谷で買い物をしてセンター街のマックで色々な話しをして 帰宅することになった。