「昨日よりも空いてると思ったら、南くんが来てなかったのね」
と綾ちゃんは私のぶんの
ランチも持ってきた。
声の方は南くん?って
人がいるんだ。
私と綾ちゃんは座って
ランチを食べ始めた。
「あ、私ね。南って名字になるんだよ〜」
「あの南くんと一緒じゃない?」
「うん、だけど高校卒業までは吉川のまんまだけどね〜」
「にしても、すごいわね。あの人だかり」
私と綾ちゃんは
騒がしい方向を見た。
真ん中あたりにすっごく背が高い人が見えて、あれが南くん?と綾ちゃんに聞いた。
「そうよ、もうびっくりするぐらいカッコイイのよ」
「私も見て見たかったな…」
私と綾ちゃんは、またランチを食べ始めると騒がしさがこっちに移動してきてるかんじがした。
