「お化粧してあげる。」

「えっ?な、なんで?」

「愛美ったら、色気ないのよ顔に。だから私が化粧してあげるわ。」

綾ちゃんは私の前髪を
上げて化粧をやりはじめた

「終わったわよ」

私は綾ちゃんに鏡を渡されて、自分の顔をみた

いつもよりも顔の血色も、よく見えるし・・・いくらかいつもよりも目も大きく見える!

「綾ちゃん!ありがとう!」

「別にいいのよ、私こういうの好きだし」

笑いながら綾ちゃんが
そう言った。