着いたのは東京じゃ
一番高い高級ホテルの
レストランだった。

「久しぶりね、ここに来るの」

「うん!最後に来たのはわたしが中学2年の時だし」

「またこれから、一緒にごはん食べましょうね」

「うん」

中に入ると、
案内されて一番いい席(夜景が見えるとこ)に案内された。

「悠久、これが私の娘よ」

すっごくかっこいい
男の人にママが言った。

「こんにちは!」

「綺麗なお嬢さんだね、さすが美麗の子だね」

美麗って言うのは
わたしのママの名前

「この人が、パパになる南悠久さん」

この人か…わかるかも
すっごく優しそうな
オーラがあるし
物腰も穏やかだし。

「美麗も愛美ちゃんも座って。愛美ちゃん、初めまして。いきなりだけど、これから家族としてよろしくね」

「はい、こちらこそお願いします!」

3人でお話をしながら
ディナーを食べる。

わたしは元々お父さんがいないからずっと憧れだったからすっごく嬉しい。